マットな日々。in Melbourne

趣味と哲学とメルボルンレポート

オーストラリアでスキミングされた話でもしようか。

今日の出来事です。スキミングされ銀行の口座から勝手に中古の自動車を何者かに購入されていました。(すごい安い車ですが)

 

昨日、朝6時に目が覚めて携帯を開くと画面左上のキャリアの欄にSOS onlyの文字が(つまり電波が使えない)。

少し電波の弱い家だけどいつもは4Gが繋がっているはずなのに。と。

Wi-Fiを使ってメールを開くと携帯会社OPTUSから僕が起床する前の時刻、4:54 a.m.に契約内容変更完了のメールが届いていることに気がつく。

その後には銀行のオンラインバンキングのアプリにどうしてもログインできない。

 

 

嫌な予感がする…

 

 

昨日はクラスがあって忙しかったので携帯会社のスタッフとオンラインでチャットすることしかできませんでした。そこでどうやら何者かが僕のSIMの契約を変更したことまではわかりました。

 

そして本日新しいSIMを手に入れた後、急いで銀行の支店へ。

以前口座を開いた時にお世話になったスタッフが対応してくれ、明らかになった事実は…

 

スタッフ「あなた、昨日どこかへ送金しましたか?」

僕 「いいえ。昨日は一切アカウントにアクセスできなかったので…」

スタッフ「昨日〇〇〇〇ドルが車の購入に使われてますね。」

僕 「What!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?」

 

携帯のSIMは勝手に変更され、銀行のアカウントにアクセスできないので嫌な予感がしていましたが、それが当たってしまうとは。。。。

 

そのままスタッフが本部に電話を繋いで事情を説明。

あとは僕が自分で本部のスタッフに昨日の振り込みは僕が行ったものではないと説明。使い込まれたお金は遅くても4週間以内には戻ってくるとのこと。(遅すぎる)

また5日以内に連絡するとのことでした。(緊急事態なので返金も連絡ももっと早いと思います)

それからスキミング対策に関するアドバイスも受けました。

 

心当たりはあるのです。

数日前、銀行のオフィシャルメッセージを装ったSMSが届き、

「あなたの口座は現在不審な操作が見受けられたので凍結しています。凍結解除の際はこちらのURLを。」

というメッセージ(確かに怪しい)を受け取り、しかしそのアクセス先が公式のページ(あるいはものすごく巧妙に似せて作られていた)だったので信用してしまいパスワードも入力してしまったのです。。(ああバカだ)

本当は凍結なんてしていなかったのでしょう。

 

まず銀行のアプリにログインして本当に凍結しているのか確認しなかった自分のミスです。反省。

 

皆さんはお気をつけください。

 

という話でした。

 

 

感想

僕にとっては目玉が飛び出るようなスキミング被害金額ですが即座に対応し冷静な状態を保っている自分に少しびっくり。海外に出て自分で生活をするようになって成長した部分なのかと思います。(精神力は確かに鍛えられた)

携帯会社と銀行のスタッフも親切だったしなんかありがたいなあと思いました。(しみじみ)

盗られた金額も戻ってくる予定ですしとりあえずよかったです。

 

追記

無事お金は全額戻ってきました!!!

これで家賃滞納せずに済む。助かった。。。。。。