マットな日々。in Melbourne

趣味と哲学とメルボルンレポート

メルボルン留学-学部変更しました。

どうも、TMATです。

 

 

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僕、転部しました。

 

今までビジネス専攻で勉強して来ましたが、

 

社会科学に変更しました。

次の学期(10月)から新しい学問をやります。

ああ、楽しみ。

 

ちなみに僕が居たビジネススクールというのは、MBAを取れる大学院ではなく、大学です。日本で言う4年制大学と同じ学位がもらえるところです。

 

動機

僕の中で、思考の変遷がありました。

 

実際僕を含め人は常に変わり続けているものだと思います。多かれ少なかれ。

 

特に僕の場合、留学生活という環境の中で著しい変化を遂げています。

それに伴い、自分の目標とするものも変わり始めました。

 

自分のあらゆる興味が変化して行く中で認識した一つの事。

 

『人間と社会に興味がある。』

 

それはビジネススクールに進学を決めた時から知っていました。

しかし、「就職」という概念を元に考えた時、当時の僕には、ビジネス学は社会科学を勉強することよりもいくらか実用的に思えたのです。

 

 

今、僕が日常的に無意識に考えていることは、人間と社会のあり方について。

それが自分が気になっている問題であり、それを大学で追求するべきなのだと。

 

西洋文化の大学では、レポートをたくさん書かされると言います。

そのことを考慮すると、自分が寝ても覚めても考えるのが苦にならない学問を選ぶことは間違いなく重要なことだと思っています。

 

余談

ビジネスの授業で、僕が先生に質問できる機会がありました。

その時僕は、

「僕は今ひとつビジネスを学ぶことに面白さを見出せないのです。この学問の面白さとはなんでしょうか。」

と質問しました。

 

ビジネススクールに通う生徒が言うことではないですけども。笑

しかし先生は苦笑いしたものの答えてくれました。

「僕もかつて学生だった時は親に会計学を勧められ、中ば強制的にビジネススクールに入れられた。僕は本当に嫌だった。だがしかし、どうにか卒業して学士をもらった。今、僕が会社を経営していて、大学で学んだことは役に立っている。君がビジネスを勉強して損をすることはない。」

これが先生の回答でした。

 

結果として、ビジネススクールは去ったものの、こんな質問にもちゃんと答えてくれるのかと感心しました。日本だったらなんて言われただろうか。

 

続けて、先生がクラス全体に質問しました。

「この中で、ビジネスに興味がないものは手を挙げて。」

 

すると僕を含め、25人中2人が手を挙げました。

手を挙げることをためらった人もいるかもしれませんが。

 

 

以上のような出来事があり、その上で僕が出した結論は、

ビジネスを学んでも時間を無駄にすることはない。しかし、ものすごく興味があり、学びたいと思う学問があればそれを追求するべきだ。

また、思いの外、周囲の学生は意欲的だった。情けない話だが、自分の意識が低かったことを実感した。

逆にとれば、興味がないのに学んでいる学生は居ないのだから、本当の興味がわかっている以上そこに行くべきである。迷うことはなくなった。